公演会場での入会受付は行っておりません。公演日は事務所をしめていますので事前に、手続きお問い合わせをお願いします。
ものづくりは“もの”ではなく
“人の心づくり”である
働けど働けど報われない毎日。
大田区の町工場を舞台に、じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃん、若者たちが大バトル。
Cast
鈴木瑞穂
(団友/オフィス・ODA)
菊地佐玖子 千田隼生
谷田川さほ 佐藤文雄
郡司智子 長谷川由里
横手寿男 馬渕真希
三田直門 植木圭 井上太
久保田勝彦 高原瑞季
庄崎真知子 中村真由美
鈴木啓司 柴田愛奈
野内貴之 亀岡幸大
Staff
作/小関直人
演出/山田昭一
美術/内山勉
照明/山内晴雄
音楽/寺田鉄生
効果/小山田 昭
衣裳/広野洋子
舞台監督/稲葉対介
宣伝美術/山口拓三
(Garowa Graphico)
制作/田辺素子・小関直人
注意 10月13日(月)の開演時間が当初発表していた19時開演から18時30分開演に変更になっています。ご迷惑をおかけしますがお間違いないよう願います。
●安佐南区民文化センター
10月11日(土) 18:30
10月12日(日) 13:00
●アステールプラザ大ホール
10月13日(月) 18:30
10月14日(火) 13:00
上演時間 2時間(休憩なし)
鑑賞希望日締切 8月29日(金) 座席シール発行 9月25日(木)
後援:広島市・広島市教育委員会
余聞余録 2014-10-②(10/6)
2007年秋、小関に会いたい、と2人の男がいってきた
町工場をテーマにした小説、ノンフィクションをかかせたら、小関智弘(77)の右にでるものはいないだろう。東京の大田区で51年ものあいだ、旋盤工をした、その間、クビ2回、倒産と廃業を1回ずつ経験する。小関が見て、聞いて、経験してきたことが、町工場の現実なのだ。
2007年秋、小関に会いたい、と2人の男がいってきた。ひとりは、大田区の町工場「豊精機」をいとなむ木村隆久(50)。音大を卒業し、オーケストラでトロンボーンを吹いたこともあったが,父親の死去で社長をついだ2代目だ。「先生に工場を見てもらい、アドバイスしてほしかった」
もうひとりは、「劇団銅鑼」で脚本をかく小関直人(43)。町工場をテーマにした劇をつくりたい、というのだ。1972年にできたこの劇団は、人間らしく生きることとは、をテーマに活動をつづけている。
劇団の小関は、作家の小関につれられて木村の工場へ。旋盤工一筋の島村茂夫(61)の横で、質問攻めにした。(ニッポン人脈記、どっこい町工場13「生き抜く理不尽を越えて」朝日新聞より抜粋)