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「わたし達の毎日には一度だって
8月9日が消えたことがなかと―」
あれから五十五年…ピアノの調べは、まだ若かりし四姉妹が暮らしていた1944年へと誘っていく。
両親と兄、四姉妹の七人家族のあたたかく穏やかな日々がいつまでも続くように思われていたあの頃…。
作=堀江安夫 演出=袋 正
●安佐南区民文化センター
6月11日(水)18:30開演
6月12日(木)13:00開演
●アステールプラザ大ホール
6月13日(金)18:30開演
6月14日(土)14:00開演
作=堀江安夫
演出=袋正
出演
中村たつ 岩崎加根子
川口敦子
河原崎次郎 武正忠明
脇田康弘
平田朝音 岩井なおみ
小澤英恵 齊藤奈々江
森根三和
美術/内山勉 照明/森脇清治 効果/田村悳 衣裳/若生昌
方言指導協力/長崎市民劇場 舞台監督/関広麻 制作/山崎菊雄
2000年、長崎港を一望する古い石畳の坂道を、土地の人々は樫の木坂と呼んでいる。山の斜面を切り拓いただらだら坂の中腹にある葦葉家には被爆者である老三姉妹を撮り続けているカメラマンの洲崎が通っていた。
ある時、洲崎は部屋のピアノについて末妹に尋ねる。それは彼女の二卵性双生児の姉の供養のために買ったものだった。
戦争、兄の死、姉(妹)の死、被爆…。
戦争が終わっても残された三姉妹は常に「戦争」と向き合わされていた。
上演時間 2時間40分(休憩15分含む)
鑑賞希望日締切 4月28日(月) 座席シール発行 5月23日(金)
後援:広島市・広島市教育委員会